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雲仙断層群でM7.3想定も・・・

西日本新聞掲載の長崎大・高橋名誉教授 の記事は以下の通りです。
(いざという時の予備対策は絶対必要ですね)

2016年04月22日 00時14分
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 熊本、大分両県を震源に続発している地震は、活断層の動きによって起きたとされる。県内では島原半島とその周辺に雲仙断層群と呼ばれる活断層があり、県地域防災計画ではマグニチュード(M)7・3の地震を想定している。長崎大の高橋和雄名誉教授(防災工学)は、被害を抑えるために自主防災組織の整備や建物の耐震化などの予防対策をとるよう訴える。

 16日未明の熊本地震の「本震」では、南島原市で震度5強を観測した。この100年間では1922年、千々石湾を震源とする地震があり26人が亡くなった。県地域防災計画では、県内に被害を及ぼす活断層として雲仙断層群、島原沖断層群、橘湾西部断層帯、大村-諫早北西付近断層帯を挙げている。

 雲仙断層群で地震が起きると、地盤が弱い場所では震度7の揺れが予測され、死者が2千人を超えるとの試算がある。文部科学省が公表した主要活断層の長期評価によると、雲仙断層群で30年以内に地震が発生する確率は最大で4%とされる。

 高橋名誉教授は、この確率について「数字にとらわれてはいけない」と指摘。熊本地震が県内の活断層に与える影響については「ないとは言えない。発生するリスクが高まっている可能性はある」とみる。「長崎では地震被害が起こらないと思っている人が多い。今回、長崎でも揺れたことをきっかけに、自分の問題として予防対策を取ってほしい」と建物の耐震化や家具の固定、食料品の備蓄などを呼び掛ける。

 2015年版防災白書によると、県内で自主防災組織の活動範囲に含まれている世帯数は全世帯の51%で、全国平均の80%とは大きな開きがある。高橋名誉教授は「地域の防災リーダーを育て、質の高い自主防災組織をつくっていく必要がある」と話す。

=2016/04/22付 西日本新聞朝刊=



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by naosantara | 2016-04-24 09:41 | その他 | Comments(0)